2534 (切り売り4芯シールドケーブル)
情報量の保存を最も重視しなければならない音質重視のレコーディング・スタジオ用に開発されました4芯カッド・マイクケーブル。移動の少ない箇所での使用に最適です。
商品詳細
概要
4芯シールドケーブル 2534
モガミのマイクケーブル2534は、情報量の保存を最も重視しなければならない音質重視のレコーディング・スタジオ用に開発されました4芯カッド・マイクケーブルです。
モガミ特製の材質と構造により、ダイレクト・カッティング録音や音質重視のデジタル録音においては、必需品と言えます。柔軟性、マイクロホニックス(タッチノイズ)やシールド効果という基本的な事柄は、国際基準を満たす設計になっております。バランス・カッド構造は、サイリスタやモーターが引き起こす近接電磁ノイズのキャンセリングに有効であるばかりか、高音質を保つのにも有効です。
ケーブルのシースと絶縁体が剥きやすく、シールドも横巻シールドのため、加工時の作業性に大変優れています。初心者の方やケーブルを大量に加工する時に大変良く、スターカッドの為ノイズに強いケーブルです。
4芯スターカッド(電磁シールド)ケーブルの結線方法は?
電磁シールドケーブルは4芯構造のケーブルです。
この4芯のうち、同じ色の芯線を2本づつを束ね合わせ、それぞれホット・コールドに接続します。
一般的に「有色ホット」を基本に結線します。
2549の音質傾向・オヤイデスタッフレビュー
- オーディオ用ラインケーブル
高域から低域まで全体的にバランスが整っていて、クセが無くコウストパフォーマンスの高いケーブルです。
業界のスタンダードともいえるケーブルで、各スタジオでは必ずといっていいほど常備されています。 - ギターケーブル
全体的にバランスが良く、倍音がかなり多めで、モガミ特有のクリアーなサウンドです。中低域に厚みがあり、パワフルで、音抜けも良いです。
低域はベルデン8412程ではないですが、かなりパワフルな傾向。モガミ2549より中低域に厚みがあり、ベルデン9395の雑味を取ったような音質です。 - マイクケーブル
原音忠実で、周波数帯域に対して差し引きの無い、多目的用途に扱いやすいケーブル。コストパフォーマンスに優れ、プロ向けに最適。
耐久性よりも音質を重視している為、可動性のある取り回し(ハンドマイク用や移動用のマイクケーブル等)にはあまり最適ではありません。
まとめ
【解 像 度】★★★☆☆
【取りまわし】★★★★☆
【耐 久 性】★★★☆☆
【加工難易度】★★★☆☆(普通)
2534の電気特性
導体抵抗(20℃) | 中心導体 | 0.083Ω/m(0.025Ω/Ft) |
---|---|---|
シールド | 0.012Ω/m(0.0037Ω/Ft) | |
静電容量 (1kHz・20℃) |
シールドと導体間 | 65pF/m(20pF/Ft) |
導体間 | 13pF/m(4pF/Ft) | |
導体間インダクタンス(1kHz・20℃) | 0.8μH/m(0.24μH/Ft) | |
ハムノイズ | 40mV Max | |
電磁ノイズ | 0.02mV Max | |
マイクロホンノイズ50kΩ Load | 40mV Max |
2534の仕様
導体 | OFC(無酸素銅) |
---|---|
線径 | 24AWG(0.226sq・20本/0.12mm)×4芯 |
絶縁体 | 架橋ポリエチレン(XLPE)絶縁外径φ1.6mm |
シールド | 軟銅線(横巻シールド) 64本/0.18mmA |
外装シース | 軟質ビニル(Flexible PVC) |
外径 | φ6.0mm |