ACW-EX (7/0.3mm) PC-Triple C/EX 機器用配線材
PC-Triple C/EXを使用したオーディオ機器向け配線材
商品詳細
概要
PC-Triple C/EXを使用したオーディオ機器向け配線材
既存のPC-Triple Cを5Nの純銀で包んだ2層構造。減衰しやすい高周波信号は純銀部分を伝わり、より広帯域の信号伝送を可能にします。
導通特性や音響特性にすぐれており、主にハイレゾ音源のアナログ再生用途での使用に適しています。
シェルリード線や機器の内部配線にお勧め!
※取り回しは硬め、癖が付きやすいのでご注意ください。
PC-Triple C/EXについて
FCM(株)と(株)プロモーションワークスは、2014年に発表した連結結晶無酸素銅 「PC-Triple C」に続く音響用導体として、新たにPC-Triple Cと5N銀を二層構造とした「PC-Triple C/EX(Pure Copper -Continuous Crystal Construction/EXTRA)」を開発しました。
PC-Triple C/EXは、PC-Triple Cの周囲を5N銀素材で包んだ構造をとっている。プレスリリースでは、「ハイレゾ・ソースのアナログ再生に対応したオーディオ用新素材」として紹介されている。
その効能として、「ハイレゾの高周波アナログ信号への応用」を挙げている。表皮効果によって減衰する高周波帯の伝送が、PC-Trpre C/EXの銀部分によって伝送され、PC-Triple Cとの相乗効果によって広帯域伝送を可能にするという。
PC-TripleC/EXの断面。中央がPC-Triple C、外周が5N銀となり、純度は、銀=99.999%、銅=99.996%。導電率は105.0 IACS%、比重は9.5となる。
なお、従来ではオーディオ用線材とのして銀の応用は、通常銅線にメッキ処理を施したものが使用されている。しかし、この銀メッキは高温が必要となるフッ素材等の絶縁樹脂から銅の変色を守るための用途が多いとのことで、通常のメッキ厚は1~2μmm程度となっている。
また、メッキされた銀の結晶構造は、緻密な結晶粒とはならない。
また、数μmm厚の銀では、基礎材である銅の結晶粒界の銀原子が入り込み表面が均一とならない。そのため表皮を流れる信号は、銅/銀を交互に伝送され、安定した信号伝送とはならないという。
<PC-TripleCは特許第5871985の音響用導体です。>
PHILE WEBの記事はこちらから
新導体「PC-Triple C/EX」が発表 ー PC-Triple Cと5N銀を二層構造とした音響用導体
ACW-EX (7/0.3mm) PC-Triple C/EXの仕様
カラー | 黒 |
---|---|
導体材質 | 中心部:PC-Triple C 外側:5N純銀 |
導体構成 | 7/0.3mm |
導体外径 | 約0.9mm |
絶縁体 | PVC |
絶縁体外径(最大外径) | 約1.3mm |
印字表記 | PC-Triple C/EX AWG21 |
最大導体抵抗 | 5Ω/km |
定格 | 約30V程度 |