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[5点中の 5点!]
高級感がある質感・デザインは好ましい。ずしりと重く手にしただけでいい音がしそうだと思える。
松下のWN1318から交換した。しっかりと固定され振動の影響がなくなったためか、松下のときに感じた歪っぽさがなくなり、ノイズも減少した。高音域の情報量がアップしている。
まず特筆すべきは中音域のサウンドである。単に明るいというわけでもなく、言葉での表現は難しいが、特に女性ボーカルでは官能的サウンド(声)が強く心を揺さぶる。今までにない経験である。
それは「音のコントロール」を意識させるが、決して不愉快なものではなく、むしろ逆だ。分かっていても虜になる媚薬のようでもある。
そして、定位・奥行き、広がり感が明確になった。
音が飛び出してくる感覚はなく、不必要にエッジがきつい攻撃的な音ではない。
クラシックにはもちろん良いのだが、ジャズやロックではどうか?
ジャズの1960年頃のステレオ録音では、ベースがスピーカーユニットの後方30センチ位のところで聴こえたりするのだ。
例えばオスカー・ピーターソンの「We Get Requests」では、ベース、ドラムがスピーカーユニットの位置よりやや奥に定位し、ピアノだけが引っ込んで聞こえることがなくなった。結果としてトリオが奥行きで揃う。
また、モノラル録音(CD)の再生では、奥行きの表現と音の芯がより明確になる。ステレオ録音にはない魅力を味わうことができる。
奥に引っ込むというと誤解されやすいが、音が丸かったり芯がぼやけたりするわけではない。情報量は極めて多く、声や楽器のニュアンスの表現性は豊かだ。
どんなジャンルの音楽でも音源からマイクロフォンまでの間に距離があり、マイクロフォンが拾う音には間接音が含まれているのだから、これが正確に再生されるなら音源からマイクロフォンまでの距離も再現されるはずである。
定位・奥行き、広がりは、正確な再生ができている証拠でもある。
WPC-XXXを「○○には向かない」などと低い次元で判断すべきではないだろう。
正確で、なおかつ心に訴える音楽を再現する、秀逸な商品である事が理解できるはずだ。
SWO-XXXコンセント単独では聴いたことがないが、WPC-XXXとして完成されたサウンドは、オヤイデの実力が存分に発揮されたものといえる。
投稿日: 2006年7月 2日 日曜日